骨粗鬆症専門外来

■骨粗鬆症-女性も男性も

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  • 骨粗しょう症は加齢に伴い性別を問わず進行しますが、特に女性は50歳前後で閉経を迎え、女性ホルモンの分泌が低下することにより、身体に様々な変化が起こってきます。特に骨においては、強い影響を及ぼすことがわかっています。女性ホルモンが低下すると、骨は弱くもろくなり密度も低下します。それに伴い軽微な外力で、脊骨や手首、大腿部などを骨折してしまいます。これを「閉経後骨粗鬆症」といいます。また、最近は喫煙や食生活の偏りなどの生活習慣との関連も指摘されており、男性も骨粗鬆症を発症します。

■骨折-骨粗鬆症による身体への影響の予防

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  • 身長が縮んだら、脊骨の骨折を起こしている確立が高くなり、症状がなく、知らない間に骨折を起こしていることもあります。

    また、「骨は連鎖」するため一つ骨折すると、次々に新たな骨折を起こしてしまうことも分かっています。

■骨粗鬆症

骨粗鬆症は、発症する前から予防をすることが大切です。カルシウムやたんぱく質などの栄養をとり、運動や日光浴を心がけましょう。

■骨粗鬆症外来の検査・治療

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    • 骨粗鬆症は、生活指導や薬で治療することが可能です。
      当院では、血液検査、骨密度検査、X線などで骨の状態を知り、患者さま一人ひとりに応じたオーダメイドの治療を提供しています。
担当医師 整形外科 檜谷 興
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  • 当院では最新の骨密度測定装置(DEXA)を2018年に導入しました。骨塩量測定装置は二種類の異なったエネルギーのX線を使い骨の強さを測定する装置です。

    最近では急激な高齢化社会となり【骨粗鬆症】が大きな社会問題となっています。これは骨がもろくなる病気でちょっと転んだだけでも骨折してしまうことがあります。
    特に女性の場合は閉経後、骨塩量が低下することが知られています。自分のからだの柱である骨が丈夫であるかを知ることが大切です。